皆さんこんにちは!
千葉県銚子市を拠点に一般住宅の塗り替え工事を行っている
ユーアイペイント、更新担当の富山です。
第3回 塗装工事雑学講座
~工程と準備のすべて!仕上がりを左右する職人の段取り力~
「塗装工事って、ただ壁に色を塗るだけじゃないの?」と思っている方、意外と多いのではないでしょうか?
実は、塗装工事の“出来栄え”を大きく左右するのは、塗る前の段取りや下準備なんです。
今回は、塗装工事の代表的な工程と、その前後に必要な準備について、詳しくご紹介します。
これを知っておけば、施工の進行がスムーズになるだけでなく、職人さんの仕事への理解と信頼もぐんと深まりますよ!
【塗装工事の代表的な工程】
① 足場の設置
まず最初に行うのが足場の設置です。
塗装工事は高所作業が付き物ですから、職人の安全と作業効率のために頑丈な足場が必要不可欠。
足場には単管足場・くさび式足場などいくつかの種類があり、建物の形状や規模に応じて最適なタイプを選びます。
足場がしっかりしていると、塗料の塗りムラを減らせたり、作業スピードを上げたりする効果もあるんです。
② 養生(ようじょう)作業
「養生」とは、塗装しない部分に塗料が飛び散らないように保護する作業のことです。
窓枠や玄関、車庫、植木など、塗料がついてほしくない場所はすべてビニールシートやマスキングテープで覆います。
この作業が雑だと、美しく塗れても細部で「だらしない印象」になってしまうため、職人の腕の見せ所でもある重要な工程です。
③ 下地処理
塗装工事の“土台”とも言えるのが、この下地処理。
長年の風雨で劣化した壁面には、ひび割れ、コケ、チョーキング(白い粉のようなもの)などが見られます。
これらをしっかり除去・補修することで、塗料がしっかりと密着し、耐久性の高い仕上がりになります。
具体的には以下のような作業が行われます:
この工程を丁寧に行うことが、塗料の性能を最大限に引き出すカギなのです。
④ 下塗り・中塗り・上塗りの“三度塗り”
いよいよ塗装作業に入りますが、いきなり色を塗るわけではありません。
これら3層構造で仕上げることで、美しく、そして10年以上持つ耐久性の高い塗装が実現します。
塗料によっては乾燥時間や適正温度が細かく決められており、それに従って慎重に進めていきます。
【工事前の重要な準備ポイント】
① 近隣へのご挨拶・説明
塗装工事では、高圧洗浄の音・塗料のにおい・車両の出入りなどで、ご近所に迷惑がかかる可能性もあります。
トラブルを避けるためには、事前に「○日から工事を行います」とご挨拶・説明をすることが重要です。
信頼できる業者は、お客様と一緒に近隣へのご挨拶を行い、トラブル防止に努めています。
② 天候の確認とスケジューリング
塗装にとって天気は最大の敵でもあり味方でもあります。
雨の日は作業が中断され、湿度が高いと乾燥時間が延びてしまいます。
逆に、直射日光が強すぎると塗料が急激に乾いてムラが出る可能性も。
そのため、施工期間中の天気を常にチェックしながら作業を調整する柔軟性が求められるのです。
信頼できる業者は「ただ晴れているか」だけでなく、「気温・湿度・風の強さ」も考慮して進めます。
まとめ:段取り八分、仕上げ二分
塗装工事においては、「塗る」工程が目立ちますが、実はそれに至るまでの段取りや下準備のほうが時間と手間を要します。
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足場がしっかりしているか
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養生が丁寧にされているか
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下地がきれいに整っているか
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天候に合わせて柔軟に対応できているか
こうした部分を丁寧に行うことで、美しさ・耐久性・安全性の三拍子そろった塗装工事が完成するのです。
次回もお楽しみに!
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